投資のためのデータサイエンス

個人の投資活動に役立つデータ分析にまつわる話題を綴ります。

私も経験のあるユナイテッド航空オーバブッキング退出

ユナイテッド航空で乗務員を搬送するために降ろそうとした乗客が抵抗し、流血の事態となったことが話題となっている(リンク)。

実は私も同じような経験がある。2003年春に仕事で米国サンディエゴへ行った帰りに、サンディエゴ発ロサンゼルス行きのユナイテッド便に搭乗し、機内に入って着席した。

すると、係員から飛行機の外に出ろと言われた。私の席には代わりに身障者の乗客が座ったようであった。

私はわけが分からず呆然としたが、しばらくして腹が立ち、当時まだ得意ではなかった英語で空港ゲートのスタッフに文句を言った。スタッフは当日有効のユナイテッド便のバウチャーチケットをくれた。しかしこんなもの即帰国する予定の私に使えるはずがない。とにかく憤りがさめやらぬまま一本後の便でLAに飛び、そこからは予定通り帰国した。一本後の便でも間に合うということで追い出されたのかもしれない。

私の米国渡航回数は27回で、ANA-ユナイテッド系列を使ったのは9回である。この他にも、(1) 2011年にインディアナポリスからユナイテッド便でシカゴへ向かおうとしたら空港システムのヒューマンエラーで多くの便がキャンセルとなり結局近くのホテルに延泊した。(2) 2012年にデンバーからLAへユナイテッド便で向かったが、悪天候で飛行機が大幅に遅れた。しかしこの時はLAの乗り継ぎ時間が5時間以上あり自分は間に合ったが、同乗していた多くの乗客はLAで自分が乗るはずの便が離陸するのをみてうなだれたりしていた。(3) 2013年にナッシュビルからユナイテッド便でシカゴへ向かおうとしたが、悪天候でキャンセルとなり、結局デルタ航空アトランタ経由に振り替えられた。これら(1)~(3)のトラブルは航空会社の責任ではないが、米国フライトのトラブルはアメリカン航空に比べてユナイテッド航空が断然多い。これはたまたまかと思っていたが、今回の件で偶然でもなさそうだと思うようになった。